結婚とシングルベッド

結婚をしたら、ダブルベッドを買って、一緒に寝るというのが、あたりまえのことだと思っていたのですが、最近はそうでもないようです。
わたしの友人が、結婚をしたのだけれど、シングルベッドをふたつ買ったというのです。
びっくりしてしまったのですが、これがこの友人だけのことではないらしいのです。
実際には、シングルベッドといっても、枠というか、柵のない、足のついたマットレスのようなものです。
そういったシングルベッドをふたつ買ったというのです。
なので、このシングルベッドをふたつくっつけると、まるでひとつの大きなベッドとして使えるというのです。
それでちょっと安心したのですが、それでも、なぜわざわざシングルベッドを買うのだろうかと思ってしまいました。
くっつけて奥のであれば、キングサイズを買えばいいことではないかと思ったのです。
けれど、先々別々に寝たいこともあるかもしれないと考えて、シングルベッドを買う方がいいというのが、その友人だけではなく、多くの人の意見なのだそうです。
けんかしたときのためといえばそうでもないらしく、むしろ一緒に寝ない方がけんかにならないから、と言われました。
たしかに、一緒に寝るというのは、お互いがお行儀よく寝ていれば別ですが、なかなかそうは行かないものです。
いびきをかいたり、寝相が悪かったりというのは、だれにでもあることです。
さらには、寝ている間のことなので、どんなに頑張って直そうとしても、意思を持つだけでは直せるものではありません。
しかも、それぞれ昼間には仕事や育児がありますので、睡眠がきちんと取れないと、それ以外の生活にも支障をきたしてしまいます。
睡眠が原因でけんかになるというのも、分からないことではありません。
そういったけんかを避けるためにも、ベッドは別々のほうがいいというのです。
たとえくっつけていても、別々のベッドであるということで、それぞれ自分だけのスペースを確保して眠れるという安心があります。
その気持ちだけでも、睡眠をきちんと取るのに役立つのだそうです。
さらに、イギリスのある研究では、シングルベッドを二つ持っている夫婦のほうが、一緒のベッドで眠っている夫婦よりも離婚率が低いという結果が出たそうです。
冗談のようですが、なかなか有名な研究だそうで、知っている人も多くいる研究のようです。
結婚のスタイルも様々ですが、ベッドについても、それぞれの夫婦によってスタイルが違っているのだなと思いました。